出前のおやっさん
今日、 出前を頼んでいないのにいつも頼む出前先の大将のおとうさんがお 店に来た
その道50年
見た目よりか
味がうまけりゃええ
そんなお店だ
「どしたんおとうさん」
「マスター!遅れてすまんね、これ安いけど開店お祝い。 洋服は買えないからこれで堪忍して」

「息子が就職決まったからネクタイを買っていくよ、 いつも有難うねマスター」
いつもだ
いつもお礼をいってくれる
お礼を言いたいのは10割私だ
大将には笑顔があり
そこに無いはずのコミニケーションがある
我々個店の目指すヒントがすぐそこに転がっているのだ
その道50年、私はまた大先輩に「ナニカ」を教えてもらう
大将のこの1つの行動が
プロフェッショナルから学ぶ
私の記憶に残る1日となる
それが小売店の究極のドラマなのです

5年前のブログ参照
“2025年”その道50年おやっさんの店が今年閉店した
おやっさんから学んだことはハカリシレナイ
「そば処のぼりと」




